秦野八重(hadanoyae)の品質向上 Amélioration de la qualité des hadanoyae.

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秦野八重(hadanoyae)は、昨年6月ごろから多くの試作を重ねてきました。

秦野八重(hadanoyae)は「八重桜の塩漬け」を特殊乾燥した製品です。
最近では、お湯を注ぐと「豆腐」や「ナス」、「なめこ」などの具材が風味や食感も従来とは比較にならないほど再現された、フリーズドライの具材に驚かされることがあります。

以前は、乾燥ネギや乾燥ワカメなどの具材が主流でしたが、今では「ほうれん草」「キャベツ」「人参」「油揚げ」「揚げナス」など、その種類も豊富になり、お味噌汁の具材としてのクオリティ(品質)も格段に上がっていると言えます。

秦野八重(hadanoyae)は、お味噌汁の具材を乾燥する特殊技術を持った企業と提携しています。

カップに2~3粒の秦野八重(hadanoyae)を入れて、180ml程度のお湯を注げば、いつでも手軽に「桜湯」をお楽しみいただけます。
秦野八重(hadanoyae)は、人が美味しいと感じる塩分濃度になるように調整して特殊乾燥してありますので、面倒な塩抜きの手間が不要です。

2024年春の八重桜を使った秦野八重(hadanoyae)は、更に企業との試作を重ねて、塩分濃度の微調整と乾燥後の製品形状の見直しを進めました。

具体的には、塩分濃度を2023年度と比較して1%程度薄くして、例えば、ハーブティなどとして他の素材(ジャスミンなど)と混ぜた際に邪魔にならない程度の塩分濃度と、単独で「桜湯」としてお飲みいただく際に、ちょうど良いと感じる塩分濃度になるように幾度かの試作により追求しました。

また、秦野八重(hadanoyae)を「桜湯」としてお飲みいただく際に、お湯お注いだ時、できるだけ早く形状の再現(八重桜の蕾が咲いた姿)と八重桜の風味の抽出ができるように、特殊乾燥時の「形状」も同じく試作を重ねました。

具体的には、2023年度と比較して、より空気を含ませて「ふわっと」した形状に仕上げました。
これにより、お湯を注いだ際に八重桜の蕾が咲いたような綺麗な見た目と合わせて、八重桜の風味がより感じられるようになりました。
ただし、あまり空気を含ませると、包装や輸送などの際に形状が崩れて(壊れて)しまうため、そのギリギリの調整に多くの時間を要しました。

秦野八重(hadanoyae)は伝統の技法と最新の技術を融合して、これからも常により良い製品の提供に向けて努力して参ります。

ぜひ、2024年春の新しく生まれ変わった秦野八重(hadanoyae)をお楽しみください。

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